同じ長さ、太さの「硬くて軽い棒」と「軟らかくて重い棒」を同時に叩いた時に、どちらの方がより高い音が出るか?
また、どちらの方が、より振動伝達性が良いか?
勿論、答えは「硬くて軽い棒」です。
ステンレス・フレットと通常のシルバーニッケル・フレット(以下S/Nフレット)の違いを簡単に説明いたしますと、
上記の「硬くて軽い棒」の部分をステンレス・フレット、「軟らかくて重い棒」をS/Nフレットに入れ替えていただければ、
お分かりいただけると思います。

既存のステンレス・フレットは、S/Nフレットよりも硬い為、
「耐久性が非常に高い」「音の立ち上がりが非常によい」「サスティーンが優れている」
また、素材の持つ特性の為「表面が滑らかなためヴィブラート、チョーキング、グリスが非常に゙スムース」
「酸化しにくいのでメンテナンスフリーである」・・・etcと言う様々なメリットがありましたが、
それらを覆い隠すような、決定的な欠点が有りました。
それは、「硬すぎるが故に、音質が「高音ばかりが強調されたチャラチャラした音質になってしまう」ということでした。
これは、音質を重視する私達には、余りにも大きすぎる欠点でした。
しかし、ステンレス素材の持つ特性は、とても魅力的でした。

そこで、私達は「硬すぎる」という欠点を改良したオリジナルのステンレス・フレットを開発する事に致しました。
そして完成したものがFreedomCGR製ステンレス・フレットです。
従来のシルバーニッケル・フレットが工業製品硬度「200」に対しFreedomCGRステンレス・フレットは、
「210」と言う数値を見て頂ければお分かりいただけますように、
従来のステンレス・フレットよりもS/Nフレットに近い硬さになっております。
これにより従来のS/Nフレットに近い音質のままステンレス素材の持つメリットのみを手に入れることが出来ました。

楽器を使用していく中で、弦に擦られてフレットは磨り減って行き、使用できなくなります。
その際、リフレット作業を行いますが、このリフレット作業は、確実にネックにダメージを残して行きます。
シルバーニッケルに比べ、耐摩耗性に優れた、耐久性の高いステンレス素材のフレットであれば、
このリフレット作業を減らすことが出来、リフレットによる指板のダメージが減り、指板の寿命を延ばすことが出来ます。
また、フレットの曇りは「音質の曇り」にもなります。これは、プロ・ギターテックの方たちの間では常識ですが、
手入れをしなくても、ずっと綺麗な状態を維持出来る、ステンレスフレットは、音質もよい状態を維持出来ます。



各種 ¥4,200